アレルギーでも犬と暮らすには

今の日本では約3人に1人が何らかのアレルギーを持っているといわれています。その中で犬アレルギーの人も多いようです。アレルギーの症状は軽いかぜと似ています。重症になると、ぜんそくなどの危険な状態になる場合があります。だから一般的には、犬アレルギーの人が犬と暮らすことはおすすめできません。

しかし、それでも犬と暮らしたいと強く思う人はいます。また、犬と暮らしはじめて初めて犬アレルギーと分かる人もいます。

いずれにしても犬アレルギーの人は犬を飼うことができないのでしょうか。もし日常生活に差し障りのない程度の症状であれば、犬と暮らせる可能性は残されているといえます。そこで、ここでは、そうした犬アレルギーの人が犬を飼うために知っておくべきポイントを解説していきます。

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触れたあとは徹底ケア

犬アレルギーの原因となる「アレルゲン(抗体)」は、主に犬のフケ、唾液、オシッコに含まれるたんぱく質の一種です。そのため、犬に直接触れるとアレルギー症状が起きるというわけです。そこで大切になるのが「犬に触れるときにはきちんとケアをする」ということです。例えば、犬とスキンシップをするときはマスクをする、触ったあとには、すぐ手を洗って原因物質が残らないようにするなどの対策をしましょう。さらに、犬とスキンシップするための室内着を用意しておくのもおすすめです。

犬と犬用品はいつも清潔に

犬と犬が使う用品を清潔にしておくことも重要です。まず、飼っている犬は被毛のブラッシングを毎日行い、フケをマメに取り除くようにします。シャンプーを嫌がらない犬であれば週に2回はシャンプーで洗います。一方で犬用のベッドは毎日掃除をしていつも清潔に保つようにします。タオルなどは多めに用意して、頻繁に替えることが望ましいでしょう。

絶対に入れない“場所”を設ける

庭がある住宅で大型犬と住んでいる人ならば、家の外に犬の生活スペースを作ることができますが、マンションの場合は、犬が入ってこない部屋を設けて、アレルギーの原因物質を遮断することが大切です。例えば、寝室には犬を絶対に入れないようにするといった決まりを作ります。

このような対策を行うことで、体内に入るアレルギーの原因物質は、かなり抑えられます。しかし、全くなくなるというわけでないので、常に注意は怠らないようにしましょう。また、子どもが犬アレルギーで日常的に苦しむ場合には、犬を手放す覚悟も必要です。