まるでぬいぐるみ!ポメラニアンの特徴と飼い方

北方スピッツ系のサモエドをルーツに持つポメラニアン。名前の由来となったドイツのポメラニア地方で小型化されます。ぬいぐるみのような愛くるしい外見をしていますが、元々は外敵からヒツジを守る役割をしていたこともあり、勇敢な性格をしているなどギャップが楽しい犬種です。18世紀にイギリスのヴィクトリア女王が飼い始めたことで人気に火が付きました。

チャームポイントはフワフワのたてがみ

ポメラニアンの特徴はライオンのたてがみのような豊かな被毛です。やわらかく豊富な下毛と放射状の長毛のダブルコートになっています。毛色はオレンジやクリーム色が中心。純白の毛色をもった犬もいます。被毛に隠れていますが、非常にひきしまった体つきをしています。一方、骨の強度は弱い傾向があるため、ちょっとした段差にも気をつけましょう。

かわいい外見なのに番犬適性もある

愛くるしい外見ですが、勇敢な性格を持っています。警戒心が強いので、小さな物音に対しても敏感で、飼い主に危険を知らせようとします。そのため、外見に似合わず番犬適性も高い犬種です。ただし、きちんとしつけをしないと誰にでも吠える犬になってしまいます。マンションやアパートなど集合住宅で飼育する際は気をつけましょう。

被毛が豊かなので暑さとお手入れには注意

豊かな被毛と北方のソリ犬にルーツを持つので比較的寒さには強い犬種です。一方、暑さに弱く夏場に外で飼育するのは危険です。室内飼いする場合もエアコンをよくきかせた部屋で飼育するようにしましょう。

細かくて絡まりやすい毛質なのでお手入れの時間がかかります。毎日のブラッシングで毛玉を防いでください。年に2回の換毛期は下毛が一気に抜けます。この時期のブラッシングはとくに入念に行いましょう。

ポメラニアンはとても長生き

犬の平均寿命は大型犬が10歳、小型犬が12~14歳といわれていますが、ポメラニアンの平均寿命は12歳〜16歳と比較的寿命が長いといわれています。運動や食事に気を付けていれば健康上のトラブルを抱えることは少なく、20歳まで長生きするケースも珍しくありません。寿命が長い犬や丈夫な犬を探している飼い主さんにおすすめです。

ただし、歯石や歯こうがたまりやすいため歯の病気になりやすく、早い時期から歯が抜けてしまうこともあります。そうすると食事を十分に取りづらくなり、老化を早めてしまいます。歯によい食事を与え、定期的にメンテナンスをすることが大切です。